更年期障害

更年期障害イメージ

排卵がうまくいったり、いかなかったりして、エストロゲンの状態が不安定になり、交感神経と副交感神経のバランスが不具合をおこすことを更年期障害といいます。
採血をしても、その症状が更年期からくるものか、別の問題からくるものかは
わからないものもあり、最初から更年期と決めつけることはすすめられません。
動悸なら循環器内科、めまいなら脳神経外科や耳鼻科といったように、まず基礎疾患が無いことを確認することが大切です。
また閉経後のホルモンの値は、どんなに元気な人でも、具合が悪いと言っている人でも同じ値をとります。
エストロゲンが低くなることは自然の摂理であり、それを補充しないと余命に関わるというものでは無いことを理解する必要があります。

それでも生活に支障来す場合は

  • ホルモン補充療法
  • 漢方薬
  • プラセンタ注射
  • 自律神経調節剤
  • サプリメント

などにより、症状緩和が期待できます。

ホルモン補充療法はガイドラインに従って、治療前・治療中も定期的な検査が必要です。
また持病・既往歴・喫煙者・肥満等で適応外の方もいらっしゃることをご了承ください。

膀胱炎

膀胱炎イメージ

女性は男性に比べて尿道が短いため、外から膀胱に細菌が侵入しやすく、膀胱炎になりやすいといわれています。
膀胱炎は放置しておくと腎盂腎炎といい、腎臓に炎症を起こす病気に発展する危険性もあります。

膀胱炎の症状

膀胱炎の症状には以下のようなものがあります。

  • 排尿時に「ツーン」とした痛みがある
  • トイレの回数が多い
  • 尿が濁っている
  • 下腹部違和感 など

膀胱炎は基本的には泌尿器科で治す病気ですが、重症でなければ婦人科でも対応が可能です。
症状を感じたら、お早めにご相談下さい。

痔核(いぼ痔)

出産を機に痔核を発症される方も多く、ごく一般的な痔核のお薬を処方することは可能です。
本来は外科の病気であるため、難治性のものや重症なものなどは、外科での根本的対応をしていただくことをお勧めしています。

漢方薬

漢方薬イメージ

当院では、女性疾患にまつわる漢方も処方しております。

  • 月経異常
  • 更年期障害
  • にきび
  • 便秘
  • 冷え性
  • 疲れやすい

などといったお悩みがある場合はお気軽にご相談ください。