妊娠を早く知ることの重要性

妊娠検査イメージ

胎児の健全な発育と母体の健康のためにも、できるだけ早く妊娠を知ることが大切です。
特に妊娠初期においては喫煙や飲酒はもちろんこと、薬剤の服用や風疹などの感染症、放射線の曝露などにも留意が必要です。

妊娠検査薬について

妊娠していた場合、市販の妊娠検査薬は月経予定日からおよそ1週間後で陽性反応を示します。
月経予定日がよく分からない方は、心当たりのある性交日からおよそ2~3週間で陽性反応がでます。
妊娠していても予定日の勘違いや月経周期の変動などにより、結果的に検査時期が早すぎて妊娠検査薬で陰性と出ることもあります。
陰性と出ても生理が始まらない場合は、数日後に再検査をするか、当院までご相談ください。
月経が来たけれど、いつもより出血が少なく月経の日数が少ないといった方も早めに当院にご相談いただければと思います。

妊娠で陽性となった場合には早めの受診を

妊娠検査で陽性が出た場合、次に心配するのは子宮外妊娠などの異常妊娠です。
早い段階で医療機関を受診して、正常妊娠を確認する必要があります。
子宮外妊娠を放置しておくと、あるとき突然おなかの中で妊娠部分が破裂して、出血性ショックを起こし、命に別状をきたすこともあります。
*妊娠検査は自費となります。